施療院より残暑お見舞い

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お久しぶりです。妖怪オトヌエです。

爆発みたいですけど、夏の終わりのお空なんですよね。薬草摘みに出かけた鵺さんが、「写メ」っていうので送ってくださいました。

「こういうとき、電気を使える妖怪は便利ざんすよ」

と言いながら、鵺さんたちご兄弟は、人間様の便利グッズの使い方をたくさん教えてくれます。ご自身で電力を生み出しながら。確かに便利。

「今年は人界は残暑が厳しいらしいね」

弟さんがおっしゃいます。施療院の世界はいつも大体穏やかですが、鴉の先生の体調やお心持の影響を受けるので、人間様がご苦労されていると施療院の世界も少しだけつらいです。

鴉の先生がお気持ちをいためるからです。

見かけは全然変わらない先生だけど、内心では心配なんでしょうね。先生は妖怪のお医者さんだから、あまり人様に医療面では関われないし。

でも、もうすぐ夏も終わりそう。鵺さんがそう言ってたから多分大丈夫です。

人間様も、お体に気をつけてお過ごしくださいね。

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