鼓動

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「鴉」の同人誌第一冊目「鼓動」の表紙です。

「鴉-KARAS-」の同人誌、第一冊目「鼓動」の表紙です。

2018年7月に「鴉-KARAS-」に惚れ込んで、2019年12月の冬コミ参加時に出した本です。そこに至るまでに大学ノートに漫画を描きなぐり(いま数えたら232ページありました)、いくつか小説も書いた上で出した一冊目です。

初のフルデジタルで、148ページという「馬鹿なんじゃないのかコイツいきなりラスボス倒しに行ってやがる」と自分で突っ込みながら描き切った作品です。

最初の数ページは、クリスタの描き方もよくわかっておらず、1ページの中の全コマを同じレイヤーで描こうとしていました。4ページ目にさしかかろうというとき、私の中の根本人格である『面倒臭がり屋』が「いくらなんでも面倒すぎるだろ。デジタルってのは便利なモノなんじゃないのか。アナログより手間がかかるなんて聞いてない」と叫び始め、各種模索をした結果、ようやく「1コマにいれるものはその1コマの中で解決する」という方向性に落ち着きました。

でも、既に描いた部分に戻るのは面倒すぎるので、1枚目や2枚目はそのままになっています。おそらく今見たら途轍もないことになっていると思います。見ませんが。

それでも、「人物に白マスクをかける」とか「ベクターの使用方法」などについては、よくわからぬままにほぼ全ページが過ぎました。好きじゃないとやっていられなかったと思います。

流石に100ページ以上のものを描いていると、終盤の方では「はい、ゆりねさんクランクアップです!」「乙羽さん、人類としては・・・・・・クランクアップです!」「鵺さん、寂しいけどお疲れさまでした!」などと声かけしながら描いていました。

さびしいんだよう、本当に。

まあ、今見返すとかなり粗い部分や、薄眼で見たい部分も大アリですが、熱量をぶつけた良い思い出の残る本です。

久々のコミケ参加も、ものすごく楽しかったです。残念ながらその後はコロナ禍で、結局「鴉-KARAS-」ジャンルでのイベント参加は一度しかできていません。

2024年5月現在、まだ在庫がございますので、よろしければ是非どうぞ。

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