藤原さんにナビしてもらう日常

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MAPLUSさんの「キャラdeナビ」というアプリに、藤原啓治さんのVoiceがあります。そのVoiceナビを勝手にキャラクター化してみました。

MAPLUSのキャラナビというアプリに登場する藤原さんのボイスを勝手にキャラクター化した図です。

まずはインストール

このアプリは、グーグルマップを参照してドライブのナビゲーションをしてくれるアプリです。

「キャラdeナビ」という名称の通り、いろんなキャラクターたちが、その個性によってナビをしてくれるので、そのキャラクターが好きなら、たまらなく楽しいドライブができるかと思います。

様々な設定のキャラクターがあり、もちろん全て声優さんが演じておられます。他に「Voice Actor」というカテゴリがあり、そちらは声優さんの個人名が登録されています。

「Voice Actor」はその声優さんの「概念」がキャラクター化されているような感じです。

古谷さんなら「行きまーす!」キャラ(または二つ名をたくさん持つ喫茶店の人)っぽくなっていますし、杉田さんは完全に「銀髪のふざけた侍」っぽくなっています。榊原良子さんに「一気に畳みかけるぞ!」と言われたら、目の前の車を攻撃してしまいそうです。

無論わたしは、藤原さんをインストール。「藤原さんをお金で買う」というシチュエーションがなんだか喉仏を抉る感覚で気まずいものはありましたが、これも藤原さんのお仕事。お仕事に対価を支払うのは当然。

買わせていただきました。藤原さんの仕事。

バックグラウンドがやばい

で、もちろん「目的地を設定」して「ナビゲーション」をしていただくわけですが。

何がやばいって、このアプリ、「ナビをしていない時でも喋る」のです。

ここからは、「藤原さんがどう喋るか」になります。

たとえば、アプリの立ち上げ時。

「んん?なんだ、もう日が昇ってるじゃねえか。今日も一つ、派手に楽しもうぜ!」

「遅いぞ。簡単な任務で何てこずってんだ。で、敵の様子はどうだった?」

たとえば、それが月曜日だったとき。

「またブルーマンデーが回ってきやがったか・・・人生は輪廻の如くだな」

「月曜日だからってしけたツラしてんじゃねえぞ。お前が元気ないとみんなガッカリしちまうぜ」

などなど。

または日曜日だったとき。

「おい、今日は日曜日だぞ。プライベートなんだから敬語なんぞ使わなくていいよ」

優しい・・・つーか、普段はこちらが敬語を使う立場なんですね。アナタ軍曹か何かですか。
アプリを立ち上げたときに語り掛けてくる台詞だけで、他にも書ききれないほどたくさんあるのが嬉しいです。

で、この方、アプリを落とさない限り、バックグラウンドにしていても語りかけてきます

お昼とか三時とか、定時になると教えてくれる感じですが、定時でなくても不意に喋ってくるので、心臓に悪かったりします。

ロングドライブをしているとき、通常ナビなら「5キロ以上、道なりです」などの状態時は、次に交差点などの変化がなければ無言じゃないですか。でも、このナビさん、ナビさん本人が退屈してくるのか、それともロングドライブをしている人間に活を入れてくれるのか(おそらく後者でしょうが、前者だと考えると私が楽しい)、本当に不意に話しかけてくる。

「そう慌てるなって。道路は急に消えてなくなったりしねえよ」

あービックリしたー!!!マジで道が消えるところだったよ!ビックリしすぎた私の心臓が急停止することで。

「落ち着け。前をよく見て、しっかりハンドルを握るんだ。急いだって碌なことはねえぞ」

ハイわかりました!でもアナタが驚かしたんですが・・・!

「家族を持つってのも悪かないぞ。守るものができると自分の命を粗末にしなくなるからな」

ウンソウダネ・・・家族いるの?

「俺のことは気にすんな。それより前後左右の敵の動きに集中しろよ」

話をそらしましたね。敵・・・どこかに敵がいる設定なのかなあ。やっぱ軍曹ですか?

「不安そうに俺の方ばっかり見てんじゃねーよ。もっとしっかり周りを見ねえと後悔するぜ」

はいはい。

このように綺麗に会話が進む、ということはないのですが(上記は私が勝手に突っ込んでいるだけです。そういう対話を楽しむゲームじゃありません)。ただ、こちらが忘れたころに思いがけず、肩をとんとん叩くようにお声が響いてくるので、いい感じに覚醒させてくれるわけです。

お昼が来れば、奢ってやるぞと言われたり、三時になれば、コンビニで菓子でも買うか、と誘われたり。あまりに長く放置していると、ロングドライブしているのではと心配してくれるのか、

「いい加減休みな。お前が5分や10分エンジン止めたって、世界は何も変わらねえよ」

なんか・・・優しいですよね。無我夢中で原稿描いてるときなぞにこう言われると、はっと気づいて「一服しよう・・・」と我に返らせてくれます。健康にもいいです、このアプリ。

「お前に足りないのは経験だけだ。目の前のチャンスは、とにかく何でもトライしてみな」

人生を応援してくれたりもします。もはや先輩、と呼びたい気分です。

「お前に教えておきたいことがある。信じるべきものは常に自分自身だ。俺を信じるな」

そんなつれないこと言わないでくださいよ。ちょっと懐こうとしたら翻るなんて、やはりツンデレキャラですか。

まあ、そんな感じでロングドライブ時にも、特にドライブをしていなくとも、アプリを起動している間は(バックグラウンド状態でも)折に触れ話しかけてくれます。少し無口なかたと一緒に行動しているようです。

深夜にさしかかろうが、容赦なく突然喋ってくれるので、寂しさは薄れる気がします。

「おい。寝るなよ。お前の粘りを見せてくれよ!」

それにしても濃いキャラ

上に掲げたイラストは、私のそんな勝手なイメージをキャラクター化したものです。

このかた、囲碁が好きだったり、熱帯魚を飼っていたり、いろいろと個性があります。そういう設定もこれまで様々なキャラを演じてこられた藤原さんのカラーが出ているのでしょうか。

囲碁好きなのは、「ヒカルの碁」の緒方さんあたりでしょうか。「家族を持つ~云々」の台詞は、やはり野原さんかしら。などと妄想するのも楽しかったり。

全体的な印象としては、「少し巫山戯ながらも、いざというときには頼りになる兄ちゃん或いはおじさん」といったところ。私の大好きな雰囲気です。

勢いに任せて自分で勝手にキャラクター化したのですが、これも数年前の絵なので、もう一度描き直してみたいなと思っています。もうちょっとオッサンでもいいかも。

ご興味を持たれましたら、次の公式サイトを覗いてみてください。「Voice Actor」のページをご案内しています。いろんな声優さんがいて豪華です。

サンプルVoiceも聴くことができます。それだけでも楽しいです!

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